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撮影/滝浦 哲
  • 建築地
    東京都大田区田園調布
  • [概要]
    敷地面積
    47.3坪
    規模
    1階 18.6坪 2階 18.9坪 述べ床 37.6坪
    構造
    木造軸組在来工法
  • [仕様]
    屋根
    ガルバリウム鋼板
    外壁
    ユニプラル(ゲーテハウス)
     窓 
    アルミサッシ(トステム)
     床 
    無垢フローリング カバサクラ
     壁 
    漆喰
    天井
    漆喰
    家具
    サワラ ナラ タモ
  • [職方]
    施工
    鈴木建築工房
    大工
    山内弘美
    左官
    総合建築 植田(淡路)
    キッチン
    戸山家具

「天井3.11m 高!」


~住まい手に書いていただきました~

私は、家を建てる前に色々な勉強をして、家づくりに対して基本的なイメージは出来上がっていました。即ち、
①新建材は極力使わない
②大工さんは、「サラリーマン」ではなく「職人」
③設計士は家をアートと考えているのではなく、私のイメージを共有してくれること

ところが、色々な住宅メーカーを見て回ると、世の中の住宅メーカーは総じて私のイメージに反していることが分かってきました。つまり、
①現代の家は基本的に新建材に依存している。
②大工さんはサラリーマン。無垢材を扱う技が継承されておらず、プラモデルの組み立てに近いイメージ。
③住宅メーカーはそれぞれ「定型フォーム」が決まっているので変更が難しい。自由設計とは謳っていても 施主の意向は反映されず 住宅メーカーに言いくるめられる。

無垢とか自然素材を売りにしている住宅メーカーは多いですが よく見るとまがいものの材料を使用しているケースが多いと感じています。例えば、無垢と言っても集成材であったり、漆喰といってもプラスチックや接着剤を混ぜていたり、床もせっかくの無垢なのにウレタン塗装をしてしまい無垢の良さが活かされていなかったり。

結局、住宅メーカーは施主に知識が無いのをいいことに 施主の希望ではなくメーカーの都合を優先させてしまうと考えておいて間違い無いでしょう。なので、本当に良い家を建てたいのであれば、自分で真面目に勉強し対抗するしかないと思うようになりました。

結果として私の場合、ご縁あってトトモニさんと家づくりをすることになり、芸術家では無い設計士、木に精通している大工、漆喰にこだわる左官職人、技術のある家具職人 プロ集団のおかげで楽しく家づくりに向かうことができ、納得の家が完成しました。

上記以外の私のこだわりは 柱土台は総ヒノキであること、梁は地松であること、壁天井は本漆喰であること、天井は3m以上であることでした。

こういった私の「わがまま」を限られた予算で実現してくれる住宅メーカーはないと思います。安くはありませんでしたが、出来上がった家の質と値段を鑑みた場合、むしろ安いのではと感じています。

(住まい手)