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撮影/高木 信行
  • 建築地
    茨城県水戸市
  • 設計者
    齊藤 元彦(エアサイクル産業 在籍時に設計)
  • [概要]
    敷地面積
    109.1坪
    規模
    1階 29.6坪 2階 17.7坪 述床 47.3坪
    構造
    木造軸組在来工法
  • [仕様]
    屋根
    外壁
    カルクウォール
     窓 
    アルミサッシ
     床 
    サワラ無垢板(上小節)
     壁 
    漆喰・サワラ縁甲板(風呂)
    天井
    漆喰・サワラ縁甲板(風呂)
    家具
    サワラ無垢板・タモ無垢板
  • [職方]
    施工
    エアサイクル産業株式会社
    大工
    富田木材
    左官
    総合建築 植田(淡路)

作る喜び 生活(住まう)の喜び

---- 手紙より抜粋 ----

二人ともとても満足しています!外から見ても、中に入っても、とてもすっきりと、美しいですよ。すっきりきれいでいて、温かみのある空間にいると気持ちもすっきり落ち着きます。この効果、正直、想像以上でした。リビングの壁、天井、木部の直線と面の組み合わせを眺めているだけで、その優美な美しさに気持ちが和みます。サワラの床も、やさしさと美しさがあり大正解でした。暖かさもありいいですね。

妻は念願のキッチンとウォークインクローゼットを得て、活き活きと立ち動いています。計画時に相当詳細にシミュレーションしていたようで、出来上がった家の使い勝手と収納にまったく後悔・失敗・不満がないと本人が言っています。

間取りの計画では何度もあれこれ御手数をおかけしたことを思い出します。あの時に辛抱強くおつきあいくださいましたが、お蔭様で今こうして実を結んでいます。外観・内装も、完全に納得し、きれいだと思っているようです。

(住まい手)

計画スタート時に敷地に建っていた旧宅を見に行きました。
古い建物で玄関の丸窓や洋室のタイルなど所々に凝った細工があって
それがいい風情を作り出していました。
「この家を建てた施主、職人は この家をただの箱でなく 作る喜び 生活の喜び を求めたのだろう」と感じました。
それは ある意味では遊び心というか 豊かさだと感じました。
一緒に見ていた住まい手も この旧宅の風情を好ましく感じていたようです。

この旧宅を解体して新しく建てるわけですが、全く新しく建てるという意識で取り組むのでは味気ない、これから建てる家は この豊かさを受け継ぐ家にしたいと考えました。

年月を経て誰かに見られたとき
「この家は 施主も職人もこだわって 作る喜び 生活の喜びを求めた家だな」
と感じてもらえるような そんな風情がある家になればいいなと

(齊藤元彦)