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撮影/齊藤 元彦
  • 建築地
    神奈川県大和市
  • 設計者
    齊藤 元彦(エアサイクル産業 在籍時に設計)
  • [概要]
    敷地面積
    28坪
    規模
    1階 12.3坪 2階 10.3坪 述床 22.3坪
    構造
    木造軸組在来工法
  • [仕様]
    屋根
    人工スレート
    外壁
    サイディング
     窓 
    アルミサッシ
     床 
    桧無垢板 (節)
     壁 
    珪藻土・一部タイル
    天井
    珪藻土
    家具
    タモ・サワラ無垢板
  • [職方]
    施工
    エアサイクル産業株式会社
    大工
    内田工務店
    植栽
    ヴィリディフローラ 菅 太郎
  • [図面]
    図面 1F1F 図面 2F2F 1、2階で世帯を分ける2世帯住宅です。あまり広くない四角い敷地にそのまま四角いプランを置いたのでは、南側の家の壁を見ながら毎日を過ごすことになってしまう その印象を和らげたいとの思いから、45度切り取りの6角形プランになりました。その効果で奥行きのある(対角線)庭ができ、目線のぬけができました。
    ずばり、1階・2階で2ルームの2世帯住宅です。

幸福の亀の家(狭小2世帯住宅)

最初「20坪で2世帯住居を作りたい」と聞いたとき、これは住み手にそれなりの覚悟が強いられるぞ、と感じました。
基本「物は何も置かない、持たない」という覚悟ないことには・・・。
・・・ありました。覚悟というか、そんな強いものではなく、自然と物を持たない生活をされているような。すごく自然なんです。無理がない。
プランを出すとき、2つのプランを持っていきました。(いつもは1つです。)ベーシックな四角いプランと変わった6角形プラン。
常識的に考えて6角形は受け入れられないだろうと思ったから・・・。
・・・受け入れられました。あっさりと。その場で。こちらのほうがいいと。
・・・まさか受け入れられるとは!

ことごとく、こちらの想像を上回る「生活センス」と「決断力」。そしてなにより家づくりを楽しむ姿勢。設計者としてはいつも「物は少なく」「楽しむくらいで」と言いますが、それが自然にできることはあまりありません。現に私の家は物で溢れています。
何かにとらわれることなく、楽しみながら何かをするって難しいものです。それができるコツはなんでしょう?Mさんご教授お願いします!

結果、出来上がった家はシンプルでかつ楽しい雰囲気に満ちたものになりました。住み手の性格がそのまま表れたと感じています。あまりに少ない収納を心配していましたが、今お邪魔してもスッキリしています。流石です。

※亀は住んでいません。6角形のプランが 亀の甲羅をイメージさせるので亀の家です。誰かが言い出し、いつの間にか浸透していました。
(齊藤)